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灰色の記憶

日記 4/16-4/22

4/16(金) 天気:晴れ

新越谷に来た。駅ビルの本屋で時間を潰した。


南越谷に隣接していて、そこには二年前に来た。その時会った人とはもう繋がっていない。


電車で一人、あてのない旅がしたい。


繰り返す事が怖い。でも、時には繰り返さなければいけない。みずからの意思で。


出来るなら、損得勘定で生死を捉えたくない。出来るだけ、自分を呪いたくない。


楽な方へ、楽な方へと視線を彷徨わせながら歩き、いざ辿り着くと、そこにおいて自分が場違いな存在のように感じる。そして逃げだす。その繰り返し。私は一体、何がしたいのだろう?


久々に、小説を書いた。


4/17(土) 天気:くもり

頭に圧迫感を感じる。朝は大抵気分が悪い。


まともな思考も計画もできない。建設的な案を講じる事ができない。


いままで、まともなふりをしていただけだ。まともじゃない事を自覚する事から始めよう。


自信過剰にはなりたくない。自分の傲慢性が怖い。鈍感に焦がれながら畏れている。


足音が聞こえる。気配を感じる。近づいているようにも、遠ざかっているようにも聞こえる。


去年や一昨年の出来事が、ずっと昔の事のように感じる。


4/18(日) 天気:晴れ

フェルナンド・ペソア短編集 アナーキストの銀行家」読了。とても好きだった。


不安になると視界が揺らぐ。酷い目眩がする。


考え過ぎないこと。ただ、考えるのは辞めないこと。


理由にこだわらないこと。理由を後付けしないこと。


好きということを知られずに、知らせずに好きでいつづけるということ。


一度免罪符として利用したものは、最後まで免罪符として利用すること。


許されないことと同様に、許されることにも耐えること。


意味付けに囚われないこと。


4/19(月) 天気:晴れ






早く死にたい


4/20(火) 天気:晴れ

夏日だった。


図書館にいった。レダツァラツヴァイクユイスマンスを借りた。ツァラを借りられたのはよかった。


本を読んでいない時は何をしているかというと、面白そうな本がないか延々とネットの海を漂っている。要は、本の事しか考えていない。


4/21(水) 天気:晴れ

ジャン・コクトー「大胯びらき」読了。


消灯し、横になった。深夜の2時だった。中途覚醒を繰り返し、いくつもの夢を見た。


マンディアルグ「城の中のイギリス人」読了。


暑いけど、明日は外にでようかな。


4/22(木) 天気:晴れ

すこしだけ散歩した。風がつよかった。帰りがけに公園へ。桜の姿はもうなかった。


頭が痛くなってしまって、横になっていた。


特に書くこともないので、気になっている本を整理して終りにします。


バルザック/ ラブイユーズ

コレット/ 軍帽

北杜夫/ 楡家の人びと

カフカ/ ミレナへの手紙

ジャコモ・レオパルディ/ 断想集

・エマニュエル・ボーヴ/ のけ者

ジャン・ジュネ/ シャティーラの四時間

シュテファン・ツヴァイク/ 女の二十四時間

・ハンス・エーリヒ・ノサック/ ブレックヴァルトが死んだ

トーマス・マン/ ヴェネツィアに死す

マリオ・バルガス=リョサ/ 世界終末戦争

アラン・ロブ=グリエ/ もどってきた鏡

吉行淳之介/ 廃墟の眺め

・フアン・ホセ・サエール/ 傷痕

・ホセ・ドノソ/ 夜のみだらな鳥

アナイス・ニン/ 人工の冬

・ベルナール・ラマルシュ=ヴァデル/ すべては壊れる

マイケル・オンダーチェ/ イギリス人の患者

マイケル・オンダーチェ/ 戦下の淡き光

皆川博子/ ペガサスの挽歌

・マルセル・ベアリュ/ 水蜘蛛

・ホフマン短篇集

ガルシン短篇集

ジュール・シュペルヴィエル/ 日曜日の青年

・ピーター・トレメイン/ アイルランド幻想

・フィッツ=ジェイムズ・オブライエン/ 金剛石のレンズ

橋本一子/ 森の中のカフェテラス

・リュドミラ・ペトルシェフスカヤ/ 私のいた場所

・オーブリ・ビアズレー/ 美神の館

・スザンナ・ケイセン/ 思春期病棟の少女たち

色川武大/ 狂人日記

倉阪鬼一郎/ The End

恒川光太郎/ 夜市

筒井康隆/ 笑うな





それでは、今回はこの辺で。よき夢を。