4/16(金) 天気:晴れ
新越谷に来た。駅ビルの本屋で時間を潰した。
南越谷に隣接していて、そこには二年前に来た。その時会った人とはもう繋がっていない。
電車で一人、あてのない旅がしたい。
繰り返す事が怖い。でも、時には繰り返さなければいけない。みずからの意思で。
出来るなら、損得勘定で生死を捉えたくない。出来るだけ、自分を呪いたくない。
楽な方へ、楽な方へと視線を彷徨わせながら歩き、いざ辿り着くと、そこにおいて自分が場違いな存在のように感じる。そして逃げだす。その繰り返し。私は一体、何がしたいのだろう?
久々に、小説を書いた。
4/17(土) 天気:くもり
頭に圧迫感を感じる。朝は大抵気分が悪い。
まともな思考も計画もできない。建設的な案を講じる事ができない。
いままで、まともなふりをしていただけだ。まともじゃない事を自覚する事から始めよう。
自信過剰にはなりたくない。自分の傲慢性が怖い。鈍感に焦がれながら畏れている。
足音が聞こえる。気配を感じる。近づいているようにも、遠ざかっているようにも聞こえる。
不安になると視界が揺らぐ。酷い目眩がする。
考え過ぎないこと。ただ、考えるのは辞めないこと。
理由にこだわらないこと。理由を後付けしないこと。
好きということを知られずに、知らせずに好きでいつづけるということ。
一度免罪符として利用したものは、最後まで免罪符として利用すること。
許されないことと同様に、許されることにも耐えること。
意味付けに囚われないこと。
4/19(月) 天気:晴れ
早く死にたい
4/20(火) 天気:晴れ
夏日だった。
図書館にいった。レダ、ツァラ、ツヴァイク、ユイスマンスを借りた。ツァラを借りられたのはよかった。
本を読んでいない時は何をしているかというと、面白そうな本がないか延々とネットの海を漂っている。要は、本の事しか考えていない。
4/21(水) 天気:晴れ
ジャン・コクトー「大胯びらき」読了。
消灯し、横になった。深夜の2時だった。中途覚醒を繰り返し、いくつもの夢を見た。
マンディアルグ「城の中のイギリス人」読了。
暑いけど、明日は外にでようかな。
4/22(木) 天気:晴れ
すこしだけ散歩した。風がつよかった。帰りがけに公園へ。桜の姿はもうなかった。
頭が痛くなってしまって、横になっていた。
特に書くこともないので、気になっている本を整理して終りにします。
・バルザック/ ラブイユーズ
・コレット/ 軍帽
・北杜夫/ 楡家の人びと
・カフカ/ ミレナへの手紙
・ジャコモ・レオパルディ/ 断想集
・エマニュエル・ボーヴ/ のけ者
・シュテファン・ツヴァイク/ 女の二十四時間
・ハンス・エーリヒ・ノサック/ ブレックヴァルトが死んだ
・マリオ・バルガス=リョサ/ 世界終末戦争
・アラン・ロブ=グリエ/ もどってきた鏡
・吉行淳之介/ 廃墟の眺め
・フアン・ホセ・サエール/ 傷痕
・ホセ・ドノソ/ 夜のみだらな鳥
・アナイス・ニン/ 人工の冬
・ベルナール・ラマルシュ=ヴァデル/ すべては壊れる
・マイケル・オンダーチェ/ イギリス人の患者
・マイケル・オンダーチェ/ 戦下の淡き光
・皆川博子/ ペガサスの挽歌
・マルセル・ベアリュ/ 水蜘蛛
・ホフマン短篇集
・ガルシン短篇集
・ジュール・シュペルヴィエル/ 日曜日の青年
・ピーター・トレメイン/ アイルランド幻想
・フィッツ=ジェイムズ・オブライエン/ 金剛石のレンズ
・橋本一子/ 森の中のカフェテラス
・リュドミラ・ペトルシェフスカヤ/ 私のいた場所
・オーブリ・ビアズレー/ 美神の館
・スザンナ・ケイセン/ 思春期病棟の少女たち
・倉阪鬼一郎/ The End
・恒川光太郎/ 夜市
・筒井康隆/ 笑うな
それでは、今回はこの辺で。よき夢を。