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灰色の記憶

日記 7/9-7/15

7/9(金)

好きな詩人、高見順の詩を読んでいたら辛くなってしまった。詩集、買おうかな。


蹴らないでくれ
眠らせてほしい
もうここで
ただひたすら
眠らせてくれ

(高見順『小石』)


死ぬことができず、積極的に生きることもできない。そういう人間は掃いて捨てるほどいるだろう。私も例に漏れず、その一人なんだ。


強くなったと勘違いしている人間が嫌いだ。他人に強くなれと強いる人間が嫌いだ。


まだ誰かと関わろうとしている自分が嫌いだ。


窒息しそうだ。


矛盾だらけだ。


失敗ばかりだ。


自分にさえも期待しない。できない。


瓦解していく。


飽和していく。


静かな、静かな場所にいきたい。



7/10(土)

「時だけが救ひだね、時が人間のどんな深い傷手でも癒やしてくれる」
「その時が……」
彼女は脅へたやうな眼つきをして答へた。
「いちばんこはいわ。時があたしたちを、どんな不幸につき落すかもしれないんですもの」

(中村地平『悪夢』)



7/11(日)

三島が読みたい。



7/12(月)

約束してくれないかな、いま俺が言ったことを一言も信じないって。

(レアード・ハント
インディアナインディアナ』)


生きていると言葉なんかじゃ救われない事ばかりだ。ただその時に寄り添ってくれる人がひとりいれば、言葉なんておしまいでいい。

(燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』)



7/13(火)

図書館にいった。マーガレット・アトウッド『オリクスとクレイク』、エリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』があった。


シオドア・スタージョン『ヴィーナス・プラスX』だけ借りた。



7/14(水)

精神疾患の本を読んでいた。



7/15(木)

病院に。セディールという薬を新しく出された。


三秋縋『いたいのいたいの、とんでゆけ』(メディアワークス文庫)を買った。


飛浩隆の小説が読みたい。


佐藤究も読みたいなあ。