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灰色の記憶

日記 1/15-1/21

1/15(土)

歯が欠けて、食事が億劫になってしまった。



1/16(日)

稲垣足穂一千一秒物語』(新潮文庫 1969.12)

・ロレンツォ・ヴァッラ『快楽について』(訳:近藤恒一 岩波文庫 2014.10)

を買った。


・ステファン・グラビンスキ『動きの悪魔』(訳:芝田文乃 国書刊行会 2015.7)

・フアン・ガブリエル・バスケス『密告者』(訳:服部綾乃、石川隆介 作品社 2017.9)

シオラン『敗者の祈禱書』(訳:金井裕 法政大学出版局 1996.3)

・サーシャ・フィリペンコ『理不尽ゲーム』(訳:奈倉有里 集英社 2021.3)

を借りた。



1/17(月)

外に出なかった。



1/18(火)

ダヌンツィオ『死の勝利(上・下)』(訳:野上素一 岩波文庫 1991.3)

・ホフマン『悪魔の霊酒(上・下)』(訳:深田甫 ちくま文庫 2006.4)

を借りた。


詩を書いた。



1/19(水)

「死人は幸福だ、もう懐疑心がなくなってしまったから」


「君は心の中に、おさえることのできない焦燥感や漠然とした不安を感じているんだろ。君は僕のそばにいると、なにか僕に反抗したくなるような気持がむらむらと起こるんだね。それは本能的憎悪みたいなもので、君にはそれを押し殺す力がないんだ。だから自然に無口になってしまうのさ。一言口をきくのさえ、無限の努力がいり、僕のいう言葉をわざわざ悪くとり、ちょっとした意味のない返事をするんでも、言葉に角がたつんだ」


彼の不運はどの人のせいというのではなく、人生の本質そのものから生じたものであった。彼は恋人を非難すべきでなく、恋愛そのものを非難すべきだったのである。

(ダヌンツィオ『死の勝利(上)』野上素一 岩波文庫 1991.3)



1/20(木) その1

歯医者にいった。欠けたところを削ってもらった。



1/20(木) その2

「私ね、今日、あなたに来てもらったのはね」と彼女はいった。
「ほんとうに、ほんとうにもう一度だけ、あなたに愛してもらいたかったからなの。・・・・・・お願い」
(中略)
「嘘じゃないの。私、本心からそう思っている。私、なんでもあなたの望んでいるとおりにしてあげたい。たぶん、あなたは、できることならもう二度と私には逢いたくないって思っている。いいの。私もそうする。約束するわ。だから、お願い、もう一度だけ愛して。そしたら私、一生、今日という日を記念にして、もう、二度とあなたには逢わない。・・・・・・ほんとよ、ほんと。私、あなたの望みどおりの女になってしまいたいの。だから・・・・・・」

(山川方夫『愛の終り』)


「痛みますか」
「いいえ、あなただから、あなただから」

(泉鏡花『外科室』)



1/21(金) その1

風が強くて敵わない。寒さが一層増す。


ロラン・バルトを少し読んだ。今度借りてちゃんと読んでみよう。



1/21(金) その2

きみの抱擁は破壊ではなかったか
きみの権利は犯罪ではなかったか?・・・・・・

(ホフマンスタール『生の罪』)