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灰色の記憶

日記 1/29-2/4

1/29(土) その1

心を病むという表現に違和感を覚える。心自体が一つの病のように思える。



1/29(土) その2

ギャビン・ライアル『深夜プラス1(新訳版)』(訳:鈴木恵 ハヤカワ文庫NV 2016.4)

・W・B・イエイツ(編)『ケルト妖精物語』(編訳:井村君江 ちくま文庫 1986.4)

・『ポオ小説全集4』(訳:丸谷才一 創元推理文庫 1974.9)

・『ラヴクラフト全集4』(訳:大瀧啓裕 創元推理文庫 1985.11)

を買った。



1/30(日)

『異邦人』の基礎が『幸福な死』らしい。



1/31(月)

今月も生きた。



2/1(火) その1

哲学には死の美しさを感じ取る器官がない、だから私たちはみなポエジーに向かったのだ・・・・・・


悲しみのなかでは、すべては魂となる。


たった一度でも理由なしに悲しくなったことがあれば、私たちは生涯、それと知らずに悲しかったのだ。


一切のものから自分を切り離すとき、私たちは本質的なもので死ぬ。


倦怠、すなわち宇宙のトートロジー


悔恨なき者は、どのように空を眺めるのか。


観念は逝った旋律だ。


言葉の世界には、不幸の占める場所はない。


心臓の目的は賛歌になることだ。

(シオラン『思想の黄昏』金井裕 紀伊國屋書店 1993.8)



2/1(火) その2

ラヴクラフト全集7』(訳:大瀧啓裕 創元推理文庫 2005.1)を買った。



2/2(水)

目線を合わせることが寄り添うこと?



2/3(木) その1

その日その日において、一瞬間でも死をよぎらない人などいるのだろうか?そういう人のことを生きていると言い切れるだろうか?



2/3(木) その2

・ピーター・マシーセン『黄泉の河にて』(訳:東江一紀 作品社 2014.6)

倉阪鬼一郎『汝らその総ての悪を』(河出書房新社 2005.9)

・今福龍太『ないものがある世界』(水声社 2017.12)

種村季弘『詐欺師の勉強あるいは遊戯精神の綺想 種村季弘単行本未収録論集』(幻戯書房 2014.7)

・澁澤龍彥『エロス的人間』(中公文庫 2017.9)

小川洋子『おとぎ話の忘れ物』(ホーム社 2006.4)

を借りた。


ギヨーム・アポリネール『若きドン・ジュアンの手柄ばなし』(訳:窪田般弥 河出文庫 1997.12)を買った。



2/4(金)

動く歩道を使っていると必ずマンディアルグ『ムーヴィング・ウォーク』を思い出す。


種村季弘を読んでいる。


(メモ)

トーマス・マン『詐欺師フェーリクス・クルルの告白』


ローベルト・ムージル『特性のない男』


クライスト「ロカルノの女乞食」「拾い子」


シュニッツラー「盲目のジェロニモとその兄弟」


ヘッベル「床屋ツィターライン」


ティーク『金髪のエックベルト』『愛の魔法』


アルニム『女法皇ヨハンナ』


ホフマン「砂男」『ブランビラ王女』


ブレンターノ『ゴッケル、ヒンケル、ガッケライア』















今月もよろしくお願いします。