ph1los0phy

灰色の記憶

日記 7/23-7/29

7/23(土)

古井由吉『白髪の唄』(新潮文庫 1999.10)

古井由吉楽天記』(新潮文庫 1995.11)

古井由吉『この道』(講談社文庫 2022.2)

塚本邦雄十二神将変』(河出文庫 2022.1)

・宇佐見りん『かか』(河出文庫 2022.4)

を買った。


・ステファン・グラビンスキ『動きの悪魔』(芝田文乃国書刊行会 2015.7)

・『ボードレール詩集』(粟津則雄訳 みすず書房 1966.10)

を借りた。




7/24(日)

青空に紅い雲が旎いていた。




7/24(日)

俺が言いたかったのはただ、思い出は死なないということさ。

(ステファン・グラビンスキ「音無しの空間(鉄道のバラッド)」)




7/25(月)

詩を書いた




7/26(火)

通所5日目。雨。




7/26(火)

記憶は現実そのものとして体験される




7/26(火)

私は傷そのものであった。


​───だが、結局はどうなるというのか?結局は?結局のところどうなるのだ?

(ヘンリー・ミラー『南回帰線』)




7/27(水)

須永朝彦小説選』(ちくま文庫 2021.9)を買った。




7/27(水)

意識とは、完了する死の条件である。

(ジョルジュ・バタイユ『有罪者 無神学大全』江澤健一郎訳 河出文庫 p15)




7/28(木)

・アンリ・バルビュス『地獄』(田辺貞之助岩波文庫 1954.9)

・テオフィル・ゴーチエ『魔眼』(小柳保義訳 現代教養文庫 1991.6)

・ジッド『一粒の麦もし死なずば』(堀口大學新潮文庫 1969.3)

イタロ・カルヴィーノ『くもの巣の小道』(米川良夫訳 福武文庫 1994.12)

・ザッヘル=マゾッホ『残酷な女たち』(池田信雄、飯吉光夫訳 河出文庫 2004.5)

・『立原道造堀辰雄翻訳集 ──林檎みのる頃・窓──』(岩波文庫 2008.8)

を買った。




7/28(木)

彼は、あらゆる人に向って、人生はくだらないものであり、苦労する価値のないものであること、どっちへころんでも、たいしたことにはならないということを、証明しようと努力しているように見えた。

(ヘンリー・ミラー『南回帰線』)


喜び、愛、なごやかな自由は、私のなかでは充足への憎しみと結びついている。

(ジョルジュ・バタイユ『有罪者 無神学大全』江澤健一郎訳 河出文庫 p30)




7/29(金)

通所6日目。




7/29(金)

トーマス・マン魔の山(改版)』(関泰祐、望月市恵訳 岩波文庫 1988.10)

梅崎春生『狂い凧』(講談社文芸文庫 2013.10)

を買った。