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灰色の記憶

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日記 3/19-3/25

3/19(土)どうも調子が悪い 3/20(日)古井由吉『木犀の日 古井由吉自選短篇集』(講談社文芸文庫 1998.2)を買った。 周囲の人間を物狂わしい言行で悩ますのを避けるためなら、こうして蒼白くにこやかに生きるのが人間的な分別というものだ。にもかかわらず、こ…

日記 3/12-3/18

3/12(土)元気がない 自分を何かに譬えることがそれに対する冒涜のように思える 3/12(土)「おれにとっては救いか、しからずんば死が必要なのだ・・・・・・」 「おそらく、お前はそのどちらにもぶつかるだろう」(マルキ・ド・サド「ロドリゴあるいは呪縛の塔」) 3/1…

日記 3/5-3/11

3/5(土) 詩を書いた 3/6(日) 教養の低い階層出身者には近代芸術は無縁であるというのが一般の定説であるが、これはどうやら誤りである。まったくその正反対である。たとえなにが描かれているか見当がつかなくとも、そこにあるさまざまの形体の戯れや色彩の調…

日記 2/26-3/4

2/26(土)私は嫌いなもののあいだで選択を強いられる。──夢か、それとも、行動か。夢は私の知性の嫌うものであり、行動は私の感受性の憎悪するものだ。行動か、私は行動のために生まれた人間ではない。それとも、夢か。だが、夢のために生まれた者など誰もい…