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灰色の記憶

本たくさん読んでそうという指摘について

結論から申し上げるとまったく読んでいません。この「まったく」というのを如何にして表せばいいのか考え倦ねていますが、端的に言うと読了したもの・読破できたものがひとつもないですということです。というより、何度も読まないと頭に内容が入ってこないので栞を挟んで途中から読んでもそれまでに読んだところがほとんど抜け落ちてしまっているので読む気にならないんですよね。単語帳やハウツー系書籍の場合はトピックごとに区分されていたり同系統情報でカテゴライズされている頁があったりと、レイアウトに工夫が施されているものであればどこの頁から読もうが大して支障はないと思うのですが、漫画や小説でこれをやるとほぼ確定的に狂います。所謂「物語」系作品に触れるとき、前提として舞台・登場人物・最低限の相関図・ジャンル(恋愛、SF、時代小説、ラノベなど)をある程度把握しておく必要があります。これに対して前述したような知識系書籍、単語帳、項目ごとに纏められている自己啓発書などは知識を得たい層をターゲットにしたものなので物語系作品で暗黙の了解的に求められているような事前把握的行動を必要としません。これを意識し始めてから自分がどういった類の、系統の本に興味がありまたどういった購入方法に切り替えていったらいいのかという見通しが少しずつ開けてきました。例えばわたしはシリーズになっている漫画があったら1巻ずつ買うのではなく最初からまとめ買いするような人間だったのですが、それをしてしまうと1巻を読んでまったく自分の肌に合わなかったとき2巻目以降を読む気は恐らく無いし無駄金になってしまうということに漸く自覚を持てたのでそういう「まとめ買いするぞ!」みたいな本能的衝動が表れたら一旦頭を冷やしてその書籍の分析とそれによって得られるものを(予測でも構いません)ある程度書き起こしてから購入方法を決定します。漫画や小説で「○巻〜△巻は□編!」と情報が明確に分かっていたらまとめ買いはせずそのシリーズの最初の巻だけ買って自分の嗜好に合うか確かめてから続けて買うかを決めます。一見面倒臭いように見えますが、これをするだけでもだいぶロストカットになります。浮いたお金でまた好きなことに費やしたり友達と遊んだりすることだってできる訳ですから。最近買い物依存症みたいに本やCDを買っていたので、これからは自粛した購買を心がけていこうかなと思います。以上、本日の記事でした。