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灰色の記憶

またね新宿

先日、新宿に行ってきました。予定といえば人と逢うことだけで、それ以外で個人的にどうしようとは特に考えていませんでした。

例によって、Twitterで知り合った方とお逢いしてきました。こういうことを月に1回は少なくともしています。家では専ら、部屋で寝ているくらいしか日課がなく家族とも滅多に話さない性分なので、家族以外の人と話す機会があるというのはわたしにとってとても貴重で、ありがたいことです。

俗語で言えばオフ会(off-line meeting;オフラインの会合)というかたちになるのでしょうが、わたしは性格柄3人以上で話すのは苦手で今回も1体1、ふたりでした。とはいっても普段の生活で人と話すということは殆どしておらず、加えて今回は初対面の方ということもあったので、まごついた口調になってしまってしどろもどろしている様子を隠し切れませんでした。わたしは相手の年齢性別身分に関係なく敬語を使う人間なのですが、お相手の方が同い歳ということもあって、フランクな語調で話せたのではないかな、と思います。一人で話す練習とか、偶にツイキャスでしてるんですけどね。なかなか慣れないもんです。

新宿ではフォロワーさんからおしえていただいた西口方面の「ベローチェ」というカフェでお茶をすることが多く、今回もそこの地下フロアの席でお話しました。かれこれ1時間、2時間...もっとお話したような気がします。お相手の方はとてもお気遣いされているように見えて、懇切丁寧で語調も柔らかく、お話していて落ち着く、というような印象をもちました。新宿御苑の方に案内しようとおもっていたのですが、そこまで戻って歩かせるのは申し訳なかったので、見たことがないと言っていたゴールデン街の方を見に行きました。わたしはこのゴールデン街までの道が好きです。ちょうどその近くに花園神社もあるので、せっかくということで花園の方にも案内しました。桜が咲き乱れていて、東京の真ん中にしては珍しい壮観だとおもいました。近場にあったそのふたつの場所を見に行って、小観光が済んでしまったところでお相手の方から神保町にご一緒してもらえませんかと言われ、特にわたしはこのあと予定が何もなかったので快諾してご同行させていただきました。1年以上でしょうか、久々の神保町でした。向かう電車のなかでも、歩きながらでも互いに互いのことやたわいもない話をして、話題が尽きることはおもっていたよりありませんでした。お相手の神保町での用事がおわって古本通りや九段下の前あたりを一緒に散策していました。それでまた神保町に引き返したりして、たくさん歩かせてしまって申し訳ない気持ちになりました。謝意...。

お相手の方が「よかったらまたお会いできませんか」とわたしに言ってくれて、とても嬉しい気持ちになりました。わたしは最初の方にも申し上げた通り月に数度ひとと逢うことくらいしか生き甲斐がないので勿論快諾しました。最初から最後まで、優しいひとでした。

新宿がまたわたしにとって特別な場所になった日でした。つぎはいつになるかお互いにわからないですが、また逢える日を信じてじぶんのペースで生きていきたいです。それでは、またどこかで。