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灰色の記憶

2022-01-01から1年間の記事一覧

日記 3/26-4/1

3/26(土)(午前)雨が降ったり歇んだりしている、外に出たらもう桜が咲いている場所もあった、雨の中の桜も悪くないなと思う (午後)何もしていない、雨が降っているなと思う、エリアーデの小説が読みたいなと思う、ウエルベック『ある島の可能性』が気になって…

日記 3/19-3/25

3/19(土)どうも調子が悪い 3/20(日)古井由吉『木犀の日 古井由吉自選短篇集』(講談社文芸文庫 1998.2)を買った。 周囲の人間を物狂わしい言行で悩ますのを避けるためなら、こうして蒼白くにこやかに生きるのが人間的な分別というものだ。にもかかわらず、こ…

日記 3/12-3/18

3/12(土)元気がない 自分を何かに譬えることがそれに対する冒涜のように思える 3/12(土)「おれにとっては救いか、しからずんば死が必要なのだ・・・・・・」 「おそらく、お前はそのどちらにもぶつかるだろう」(マルキ・ド・サド「ロドリゴあるいは呪縛の塔」) 3/1…

日記 3/5-3/11

3/5(土) 詩を書いた 3/6(日) 教養の低い階層出身者には近代芸術は無縁であるというのが一般の定説であるが、これはどうやら誤りである。まったくその正反対である。たとえなにが描かれているか見当がつかなくとも、そこにあるさまざまの形体の戯れや色彩の調…

日記 2/26-3/4

2/26(土)私は嫌いなもののあいだで選択を強いられる。──夢か、それとも、行動か。夢は私の知性の嫌うものであり、行動は私の感受性の憎悪するものだ。行動か、私は行動のために生まれた人間ではない。それとも、夢か。だが、夢のために生まれた者など誰もい…

日記 2/19-2/25

2/19(土) 皆川博子『ゆめこ縮緬』(角川文庫 2019.9)を買った。皆川博子も絶版がたくさんあるから、復刊してほしい 2/19(土) 主体的な餓死は自殺の範疇に入るのだろうか? 2/19(土) 寛容なのではなく臆病なだけ、という不意に浮かんだ文章が取り付いて離れな…

日記 2/12-2/18

2/12(土) その1不幸になるかもしれないということを愛さなければならない。(シモーヌ・ヴェイユ『シモーヌ・ヴェイユ アンソロジー』今村純子 河出文庫 2018.7) 2/12(土) その2美しいものは、最初から美しかったのだろうか?そして、永遠に美しいのだろうか…

日記 2/5-2/11

2/5(土)夢を再構成できない。 2/6(日)『ボードレール全詩集2 小散文詩パリの憂鬱/人工天国/ラ・ファンファルロ』(訳:阿部良雄 ちくま文庫 1998.5)を借りた。これは絶版なのか?1ならよく見かけるんだが… 夢枕獏『歓喜月の孔雀舞』(新潮文庫 1990.4)を買った…

日記 1/29-2/4

1/29(土) その1心を病むという表現に違和感を覚える。心自体が一つの病のように思える。 1/29(土) その2・ギャビン・ライアル『深夜プラス1(新訳版)』(訳:鈴木恵 ハヤカワ文庫NV 2016.4)・W・B・イエイツ(編)『ケルト妖精物語』(編訳:井村君江 ちくま文庫 …

日記 1/22-1/28

1/22(土) その1ある特定の人物に対して、ある特定の感情しか抱かないというのは、気味が悪いというか、悲劇的に思います。 まず何でもいいから書くこと。正すことは後から出来るから。書くこと。書くこと。書くこと。 1/22(土) その2ジャン・コクトー『ポト…

日記 1/15-1/21

1/15(土)歯が欠けて、食事が億劫になってしまった。 1/16(日)・稲垣足穂『一千一秒物語』(新潮文庫 1969.12)・ロレンツォ・ヴァッラ『快楽について』(訳:近藤恒一 岩波文庫 2014.10)を買った。 ・ステファン・グラビンスキ『動きの悪魔』(訳:芝田文乃 国書…

日記 1/8-1/14

1/8(土)ゾラが読みたいな。 1/9(日)キャサリン・ダン『異形の愛』(訳:柳下毅一郎 河出書房新社 2017.5)を借りた。 デュルケーム『自殺論』(訳:宮島喬 中公文庫 2000.4)を買った。 1/10(月)苦しい 1/11(火)雨。 1/12(水)梶井基次郎が読みたい。 1/13(木)だ…

日記 1/1-1-7(2022)

1/1(土) その1いつもより2時間早く起きて、初日の出を見た。 初詣に。御籤をやったら、平だった。 1/1(土) その2・ヴィクトル・ユーゴー『レ・ミゼラブル(全4冊セット)』(訳:豊島与志雄 岩波文庫 1996.12)・ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ『ラ・フォンテーヌ…